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世界農業遺産連携協定を調印しました

高千穂郷・椎葉山地域世界農業遺産フォーラム

平成29年3月5日(日)世界農業遺産高千穂郷・椎葉山地域活性化協議会、宮崎県立高千穂高等学校、国立大学法人宮崎大学の主催で、「高千穂郷・椎葉山地域世界農業遺産フォーラム」を行い、約170名の方たちが参加されました。

第1部 第1回世界農業遺産高千穂郷・椎葉山地域フォトコンテスト表彰式では、入選者の表彰が行われ、会場には入選作品が飾られました。グランプリは松村洋一氏の「豊作を願って」で、椎葉村内の田植えの風景を撮影したものです。入選作品はギャラリーのページにて紹介しています。
http://takachihogo-shiibayama-giahs.com/gallery

第2部 宮崎大学研究グループによる研究成果報告では、「農林複合経営」、「山腹用水路」、「釜炒り茶」、「フォレストピア」についての報告がありました。本地域の価値を客観的な数値などを用いて説明していただきました。

第3部 三者連携協定調印式では、世界農業遺産高千穂郷・椎葉山地域活性化協議会、宮崎県立高千穂高校及び国立大学法人宮崎大学の三者で世界農業遺産連携協定を調印しました。この協定では、世界農業遺産を活用した教育プログラムを構築し実践することにより、若い世代の世界農業遺産への理解を深め、高千穂郷・椎葉山地域に自信と誇りを持てる人材を育成することと、世界農業遺産に関する研究を促進することで、高千穂郷・椎葉山地域の価値を学術的な視点で明らかにすることを目的としています。
また、調印式に先立ち、高千穂高校の甲斐希実さんと甲斐華穂さんが世界農業遺産の研究発表を行い、2人が世界農業遺産について学習してきた内容を発表しました。