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GIAHSアカデミーが開講、キックオフキャンプを開催

高千穂高校生が地域に飛び込み、世界農業遺産の魅力を発信!

 当協議会及び高千穂高校では、世界農業遺産(GIAHS)を次世代の教育や人材育成に活用すべく、GIAHSアカデミーを開講し、第1回目となるキックオフ研修を平成29年8月3日(木)~4日(金)の二日間、五ヶ瀬町で開催しました。
 地域での実践的な学びを通じて、生徒自身が地域のためになることができ、地域に必要とされる実感をもつことと、グローバル化・高度化した現代社会で求められる、問題解決能力や社会性といった「新しい学力」を育むことを目的としています。

 高千穂高校の2~3年生、10名が参加し、世界農業遺産を通して地域を知り、その魅力と可能性を全国や世界に発信していく内容となっています。第一回目のキックオフ研修では、プログラムの全体像を把握したり、農泊体験をしたり、地域の伝統を体験したりしました。

研修1日目
【自分を知る、相手を知る】
 東京大学大学院教授 梶谷教授のファシリテーションの元、「哲学対話」という手法を用いて、お互いに質問し合いました。自分達について自分自身の言葉で語ることで、これから約半年間一緒に学んでいくメンバーのことを深く知る機会となりました。

【世界農業遺産入門】
 世界農業遺産と高千穂郷食べる通信(食べもの付きの情報誌。3ヶ月に1度、特定の生産者をクローズアップした誌面と、その人がつくった食べものをおまけとしてお届けしている。)について、高千穂高校3年生がプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションを通して、地域とのつながりや自然の豊かさなど私たちにとって当たり前のことが、世界的に見て非常に価値があるということを学びました。

【文章の書き方講座】
 梶谷教授の指導のもと、文書の書き方の講座を行いました。夏休みすること(したいこと)について、それぞれ書き出してもらい、お互いに質問しながらその内容について深堀りしていきました。その後、質問を元にどうしたら相手に伝えたいことを的確に伝えられるか試行錯誤しながら文章を作成し、発表しました。

【農泊体験】
 各農泊家庭に分かれて宿泊。農泊体験では、お世話になるお家に入る際「ただいま」と大きな声で言い「ただいま」の一言で一気に受け入れ家族と距離が縮まることを実感しました。久々に親戚の家に遊びに来たような温かい雰囲気の中で農泊を体験しました。

研修2日目
【彫り物(えりもの)体験、桑野内神楽】
 桑野内神楽保存会会長の後藤さんから桑野内神楽の話を伺い、彫り物体験を行いました。後藤さんは、農泊受け入れもされ、ユリなどを育てている農家さんです。写真や説明がまとめられた巻物を見せていただきながら桑野内神楽の歴史を学びました。その後、神楽に欠かせない彫り物切り体験を行いました。

【リフレクション】
 最後は、この研修で考えたことや感じたことを共有し、なぜGIAHSアカデミーへ参加しようと思ったのか改めて振り返りました。「高千穂郷・椎葉山地域の魅力を知り、全国へ、世界へ発信」という想いを再確認ししました。

 今後は高千穂郷・椎葉山地域の農林業を実際に体験したり、宮崎大学へのキャンパスツアー、小中学校への出前授業など、様々なプログラムを計画しています。今後も世界農業遺産を活用して、地域に自信と誇りを持てる人材を育成し、地域活性化に取り組んでいきます。